①010|正の数・負の数(応用)仮平均
問題
A,B,C,D,Eの5人の生徒がハンドボール投げを行なった。
上の表は、それぞれの記録と25mを比べたときの差を表したものである。
この5人の記録の平均を求めなさい。
解き方
まず、こういう文章問題は
何を求めるのかをハッキリさせよう
解き方はそれから考える
今回は
「5人の記録の平均」
単純に、
①5人のそれぞれの記録を出す
②それを足して人数で割って平均を出す
で解けそう
求めるものは、5人の記録の平均だから
(22+34+23+25+26)÷ 5 = 26(m)
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これで終わり!
だけど、もっとカンタンな方法がある
それは、、、差の平均を出す方法!
この5人の25mとの差の平均は
(−3+9−2+0+1)÷ 5 = +1(m)
だから、5人の記録の平均は
25+1=26(m)
こっちの方が計算がカンタンだよねん
ちなみに、基準にした値を「仮平均」と呼ぶよ。
この「仮平均」と「差の平均」を使って解いた方がカンタンになる問題は
高校入試の問題でもよく出るよ!
次の問題を
「仮平均」を使ってカンタンに解いてみよう!
練習問題
A,B,C,D,Eの5人の生徒がハンドボール投げを行なった。
上の表は、それぞれの記録を表したものである。
この5人の記録の平均を求めなさい。
解き方
①仮平均を決める!
②仮平均を基準に差の平均を求める!
③(仮平均)+(差の平均)で平均が出る!
この仮平均は、雰囲気で決めてください
どんな値を選んでも結果は同じになります
今回は、5つの値をざっとみて
中間になりそうな値で、差をとりやすいキリのいい数字
「80m」を仮平均としました。
平均を求める問題で
計算がだるくなりそうなときは思い出してみてください!